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FANTASTIC BABY

世界を、躍らせた BIGBANGの代名詞 “ Lilililalala ”  で、ぶっ放して “ Nanananahnah ”   で、ボルテージは最高潮 “ Wow fantastic baby ”  で、叫んで “ Dance ”  で、踊り狂って “ Boomshakalaka ”  で、楽しくなって “ Y eah yeah yeah ”  で、コンプリート! 「BIGBANGはよく知らないけど、Fantastic Baby は好き」 BIGBANGの大ファンだと言う度に、こんな返事が返ってくるのに私はもう慣れっこ。 もはや、この曲を聴いたことのない人の方が珍しいと思えるほどに、超有名。 2012年。後に世界を興奮させるこの曲は、初めてのワールドツアー『Alive Tour』にあわせて発表されたわけでして。 当時、韓国はもちろん、すでにアジアを中心に人気を博していたものの、BIGBANGはまだ満足してなかった。 「サウンドも歌詞もノリも、全てにおいて国境を越える一曲が欲しい。“誰もが歌える曲”が、どうしても欲しい」 『FANTASTIC BABY』は、そんな気持ちに応えるべくして作られた(と、私は思ってます)。 爆発音、サイレン、雄叫び。 なんてったってノリがサイコーなこの曲には、最初から最後まで、誰でも歌えてノれる要素がてんこ盛り。 パフォーマンスも斬新。 2度目のサビでは振り付けしのフリースタイルにして、今までソロでは絶対に踊らなかったTOPがロボットダンスを披露したり、5人で電車作ったり。BIGBANG に今までなかった遊び心も、この曲の魅力の一つかな。 演出に関して、 もう少し細く言うと、 TOPが、サングラスを外してカラコンで睨みつけたり、 D-Liteが、交通事故騒動の直後なのにMVで壊れた車の前で歌ってたり、 Solは、ダギーダンスを披露しまくったり、 VIが、 チャラいで知られるにも関わらず 「俺は永遠のタンタラ」って、芸能人 への差別用語を歌ったり、 G-Dragonは、派手すぎる髪型に王様の冠をかぶって、ライブで「火をつけろ」の部分