タイトルである『Love Song』を、コーラスで「I hate this love song」と、全否定するところが斬新な一曲。
BIGBANGファンなら誰もが知ってる名曲ですが、実は“初めて”尽くしの一曲であったこと、ご存知でした?
BIGBANGの曲って、ほとんどにイントロがありますよね。『Haru Haru』『 Lies』『 Tonight』『Bad Boy』だったり。イントロというか、曲が始まったら10秒以内にはGDが登場するわけですよ。
でもこの曲に関しては、そんな従来のイントロを排除し、代わりにTOPの歌声で始まるんです。
ラッパーのTOPは、その存在感のある低い声とルックスから、曲の後半を歌い上げることが多かったのに、本曲ではイントロが皆無の状態からTOPが歌い出す。なんて革新的!
TOPの他に、この曲で新境地を拓いたメンバーがV.I.です。
後に日本語の能力とMCの才能が発揮されるまでは、彼はこれといった取り柄のない存在でした。曲の中でも目立ったパートを任されず、中途半端なポジションでしたね。
でもこの曲で初めてV.I.は曲のメインを任されたのです。そして後に『Stupid Liar』や『Beautiful Hangover』『Blue』などでサビを担当することになります。
最新曲の『Loser』でも彼がサビの担当になりましたね。
最新曲の『Loser』でも彼がサビの担当になりましたね。
また、これほどロック色の強いエレキギターと乾いたドラム音は、それまでのBIGBANGにはない新しいサウンドでした。
その他にも、同時に発表された『Stupid Liar』もそうであるように、同じフレーズを繰り返したのも、BIGBANG史上初であったのでは。
さらに、空飛ぶカメラでの撮影はもちろん、スーツファッションに全編白黒のMVとは、、、。まさに、“BIGBANG史上初”づくしの名曲です。
最後に、この曲の数あるLIVEパフォーマンスの中で、私のイチオシはこれ。
メンバーそれぞれのソロをイントロにして、ピストルの音と同時に『LOVE SONG』に切り替わる。BIGBANGらしい、一糸乱れるダンスパフォーマンスに釘付けですね。
I love this love song.
みふゆ
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